不確実性は入力から始まる
出生証明や母子手帳に時刻がある場合でも、丸められた時刻か、記録時の現地時刻かを確認します。国や年代によって標準時や夏時間の扱いも異なります。
時柱は一般に二時間単位の時辰へ対応します。境目に近い場合は、数分の違いが別の時柱につながるため、一つの結果だけを確定版として扱わない方が安全です。
時刻がない場合に残るもの
年柱、月柱、日柱まで計算できるなら、三柱として確認できる構造は残ります。時柱に依存する項目を外し、分かる範囲だけを読むことは可能です。
時刻を推定する手法もありますが、過去の出来事に合う候補を後から選ぶと、どの候補でも説明できる循環が起こりやすくなります。推定は事実ではなく仮説として記録すべきです。
比較するときの手順
二つの時柱候補があるなら、まず共通する三柱の特徴を分けて読みます。その後、時柱だけで変わる項目を一覧にし、現在の一つの出来事だけで決めず、複数の時期や生活領域で検討します。
- 共通する計算結果
- 候補ごとに変わる計算結果
- 解釈が時柱へ依存する度合い
- 結論を保留する条件
精密さより説明可能性
表示する項目が多いほど正確になるわけではありません。どの入力から何を計算し、どこから解釈が始まるかを説明できる方が重要です。
8-Zi では出生時刻が不明なとき、時柱を勝手に補わず、利用できない分析範囲を伝える設計を優先します。
